数学:物理を学び楽しむために

ニセ科学シンポジューム関係のウエブで知って以来、私がファンになった方々がいてその一人が学習院大学理学部の田崎晴明教授である。
『「水からの伝言」を信じないでください』http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/fs/
「ありがとう」など美しい言葉を書いた容物に入った水からは美しい結晶が出来るが、「ばかやろう」など汚い言葉を書いた容物の水ではキレイな結晶が出来ないとか、モーツアルトを聞かせた水の結晶は美しいが、ヘビメタを聞かせた水からは美しい結晶が出来ない、こんなことを信じてはいけませんよ、とやさしく解説をしている。
大阪弁では「あほ」を親しみを込めて使うことが多いのだが、江本先生(水からの伝言の著者)は「あほ」で試されたのでしょうかね。
ある日突然、水が文字を読めたり、音楽がわかるようになったら面白いでしょうなあ。
まず、世界の産業構造が激変しますがな。水処理関係の業界は倒産続出、家電業界では浄水器、冷蔵庫は売れなくなる。
SFのネタになりそうですが、多分なっているでしょう。
ちょっと脱線したが、
数学:物理を学び楽しむために http://www.gakushuin.ac.jp/~881791/mathbook/
を公開されていて大変嬉しい、いやハッピーな気持ちになった。
若い頃はろくに勉強しなかったのに、この年になってから物理や化学に興味を覚えはじめたのだが出てくる数式が何のことやらチンプンカンプンの有様。
そんなところで、この「数学:物理を学び楽しむために」に出会った。
まだほんの序の口しか読んでいないが、ボケ防止に物理をもう一度勉強してみようかと言う老人にピッタリの気がする。
田崎先生、本当にありがとう御座います。