ほっちちー、かもてなやー 後期高齢者医療制度

子供の頃、うっかりしたことを女の子に言うと返ってきた言葉が、
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ホッチッチー かもてなやー
お前の子や無し、孫や無し
赤の他人じゃ、ホッチッチー
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なのだ。

 後期高齢者医療制度のことがどうも判らない。
判らないは判らないなりに動物的感覚からすると大いに胡散臭い制度のようである。
誰にとって胡散臭いか?
すぐにでもその制度を適用される年齢の人は勿論、やがて適用される年齢の人にとってである。
どこがどのように胡散臭いのか、
晩酌毎日三合欠かさずのノーミソでは、お上が
「老人が75才以上になったらシンドイ目に会わすどー。」
と言う制度らしいことしか判らない。
私の持論が「年寄りは 早く死ぬのが 皆のため」だから文句は無かろうと言われそうだが、大いに、大変、無茶苦茶、メッチャ気に食わないのだ。
税金をジャブジャブと無駄遣いしている(していないとは言えないよなあ、道路財源など)政府から
「75才以上は、はよ死になはれや。政府にお金が無いねんから。」と言われることが気に食わない。
政府に金がないのが儂等の責任かい、お前らが散々エエカゲンなことをしてきたツケを回すっちゅうんかい。
何歳まで生きようがお前らがゴチャゴチャ言うことか。
安らかに死んで行ける、安心して死なしてあげる環境を作るのが行政の仕事とちゃうか?
その環境を整備する方が先やろが。
 
半世紀近く昔のこと、景気が悪くなってコストダウンしなけらばならなくなったメーカーで真っ先にとった対策が原材料の削減だったが、その結果は耐久性の低下などで見事に失敗した。
製造条件と製造方法を見直すと言う最も泥臭い方法でそのメーカーは危機をのりきったのだが、後期高齢者医療制度は金がかかるから原材料を節約した愚策に似ているように思える。
 こんな政策を立案するところをみると、この担当部局の官僚のオツムは案外我々と大差無いのかも知れない。
 で、こんな連中が作った法律は、
      
ホッチッチー かもてなやー