竹串の胆治郎

ダイスケのイヌダチに退役盲導犬のタンジェル君がいます。
周爺やブライアン君のおじいちゃんとか犬を連れずに散歩している人達にタンジェル君のファンが沢山います。
そのタンジェル君がご主人と桜公園でご近所のお花見に参加しました。
花見の宴会の途中でご主人がトイレに中座したとき、串にさした焼き鳥をタンジェル君に差し出した人がいました。
タンジェル君はアッと言う間にその焼き鳥を串のまま飲み込んでしまったそうです。
タンジェル君のご主人も焼き鳥をとられた人も真っ青になったそうですが、当のタンジェル君は平然としているので様子を見てから動物病院へ連れて行くことにしました。
飼い主、焼き鳥をとられた人は勿論、その花見の参加者全員が心配する中、タンジェル君の様子は普段と変わらず五日経ちました。
なんと、その五日目にタンジェル君のウンチの中から焼き鳥の串が長いまま出てきたそうです。
そこでタンジェル君(オーストラリア生まれだそうです。)に日本名を進呈しました。
「竹串の胆治郎」