Skeptic Scienceの宣伝ですか?

昨日の夕方NHKラジオをBGM代わりに聞いていると、禁煙ナンチャラの会のオバサンが禁煙のススメを説いていた。
受動喫煙の弊害も解説していたのだが、何ですかあの話は。

悪い霊が取り付いているとかなんとか脅かして信者を獲得するのはインチキ宗教の手口だが、彼女の話はその手口を思い出させてくれた。
思わず笑い出したのは
屋外でタバコをすって室内に入ってくると室内の人に受動喫煙をさせている、何となれば、衣服に臭いが付いているし、呼気に一酸化炭素が含まれているからだそうな。
本音はタバコの臭いが嫌いなだけでは?

喫煙するとどれほど一酸化炭素も吸い込むのだろうか。
すぐに一酸化炭素による症状が出るほど大量ではあるまい。
吸い込んだ一酸化炭素の一部は肺で取り込まれ残りが呼気に含まれる。
室内の環境に影響する程の量だと仰る。

一酸化炭素は有害だから極微量でも許せない。
ご尤も至極なんですが、室内でO3,SOx,NOxなど公害ガスを発生させていませんか?
古い蛍光灯を使っていればO3が、ガス調理器を使えばNOx、石油暖房からはSOxが発生しているのですがねえ。
屋外にはCO、SOx,NOxと発ガン物質のベンツピレン等々をタバコとは比較にならないほど大量に吐き出しているものがあり、室内の換気で取り込んでいるのに、屋外でタバコをすって入ってきた人間の呼気のCOがケシカランと仰ったわけです。

最近のことだが、ホメオパシーで幼児死亡事件が起きたり、学術会議や医学会関係者からホメオパシーは医学的な効果は無いと声明が出たりした。

Skeptic Science(ニセ科学)で有名なホメオパシーを思い出したのだ。
ホメオパシーの論理と似ていませんか?

受動喫煙防止論者の説明には、上に述べたような胡散臭さがあるので、彼らの言う受動喫煙の影響までどうも信用出来ない。