朝鮮紀行

朝鮮紀行 英国婦人の見た李朝末期
 イザベラ・バード著 時岡敬子訳
 講談社学術文庫

五年ばかり昔に買った文庫本をもう一度読みたくなって探し出した。
異大なるノムヒョン大統領時代には韓国では発禁本になっていたそうな本で、何でもかでも日帝の所為にしたがる韓国(当時の李朝)の日帝に併合される前の状況がよく判る。
ニコ動で台湾のトーク番組大話新聞で日治時代(韓国流では日帝支配時代か?)の歴史を色んな資料を元に取り上げていて、清朝末期台湾のの写真なども観せていた。
その番組に出てきた李朝末期の京城の街の写真で見ると台湾の田舎の村が蕃社だが、その蕃社の方が清潔で立派なのだ。
韓流時代劇が少しでも時代考証をすれば、あんな華やかな衣装や生活などが現れる筈がない。
若しも、時代考証の結果だとすると、李王朝は民衆の文化や芸術水準を衰退させてきたことになりはしないか。
支那人の歴史は、歴史を書く時の支配者に都合が良いものが歴史である。
一方、朝鮮(韓国)人の歴史とは、過去がこうであって欲しい事柄が歴史だと言われているが、この本を読むと正にその通りだと思う。
韓国人は日本の歴史教科書に歴史認識が云々とイチャモンを付けたがるが、日本の歴史教科書に日韓併合前の朝鮮の社会がどうだったかを取り上げるべきだろう。

異大なるノムヒョン大統領には大いに感謝している。
彼のお陰で、かなり親韓派から嫌韓、今は蔑韓派に偏向させて頂けた。