脅かすなよ

右趾親指がまた化膿して昨日から治療を始めたのだが、今日は外科医長が担当。
昨日、若手ドクターが処置した箇所を、「ちょっと広げるので痛いけど我慢してください。」と何かをやり始めた。
こちらはベッドに寝かされているので何をされてるやら見えないが、以前に同じ処置を受けているので大体の想像は出来る。多分、太い注射針みたいな奴を使っているのだろう、と思っていると指を左右や上下から押し始めた。
「爪を切りますよ。」と言われてもこちらにはNONともいえないので、「ハイ、どうぞ」
ニッパーで爪を切っているようだったが、前回化膿して爪を切った時よりも大きく切り取っているような感じだなと思っていると、「痛いのを我慢してください。」
今さら、我慢でけへんて言われへんやないかと突っ込む暇も与えず何かをオッパジメやがった。確かにイタイ、悪態もつきたくなるが、ふと気がつくと前回化膿して処置を受けた時に比べると痛みがほんのチョッピリ少ないような。
前にも同じ処置を受けたかたから慣れたのだろうか、指が痺れた感じの所為だろうか。
「うーん、これは深い所までいってますなあ、骨の近くまでいってますわ。」
処置が終わってから、
「これやったら38度まで熱が出たのは分かります。レントゲンで骨の状況を調べときましょう。」
真上と斜め上の二方向から撮った画像を観て、
「この爪の白い部分が膿です。(私が観たところでは第一関節から先の骨がわかり難い)骨がやられてると骨髄炎をおこすので、その節は整形外科で手術してもらいましょう。」
なんやて?と言うことは親指の先っぽを落としてしまうことかいな。冗談やないで、脅かしないや!
しかし、あの病院のX線技師は撮影が下手なんとちゃうか。
また明日も消毒に行かにゃあならねわい。