禁煙は常に正しいか?

医者特に循環器の医者が患者に禁煙しろ、禁煙しろと言うのは解る。
喫煙されては折角の治療も効果を現さないからだ。
医者が患者に禁煙を勧めるときに、タバコは百害あって一利なしですよと決まり文句のように言う。
確かに循環器疾患の患者にはそうかも知れないが、タバコには一利も無いのか?
特別養護老人ホーム認知症の入所者は非喫煙者が多数を占める。
認知症の治療薬としてニコチン酸の誘導化合物が研究されているのはそのためかな?
  
WHO、厚労省、禁煙論者のどれをとっても全人類、全世代に亘って禁煙するのが正しいように受けとれる。
私の疑問は、「喫煙はそれほど悪いものなのか?」
 
喫煙はアメリカンネイティヴに連綿として伝えられてきた文化だ。
その文化で彼らの社会でどんな不都合があったのか。
不都合が無かったのなら、目の敵にして禁煙運動をすることもあるまい。
 
パイプスモーカーで76才のこの不逞ジジイに言わせると、
WHO曰くではタバコの煙は濃度が低くても猛毒だと仰る。
我が日本国は高齢化社会で老人医療費の問題で頭が痛い。
頭が痛い政治家はアタマが悪いので、高齢者に喫煙を奨励すれば良い。
WHOが言うほど有害なら日本の高齢者に喫煙を奨励すればよい。
高齢者にとってはタバコ一服の楽しみが増える。
 
放射線被曝量の影響を考えていたら世間の禁煙論が気になった。
禁煙論はどうも宗教論だと思っている今日この頃。