大正、昭和時代ならすごく贅沢なこと

タバコの銘柄はどれにするかな、アロマタイプよりもノンナイサーのThree Nunsにするかとパイプにつめる。
ソファーに座ったままパイプを燻らせながら一万点を越す蔵書が入っている本棚から折口信夫の「河童の話」を取り出して音楽を聞きながら読み始める。
これが大正、昭和の時代ならかなりの富豪なのだが、有難いことに平成の二十年代の御世にはしがない年金生活後期高齢者でも出来る贅沢なのだ。
一万点を越える蔵書は「青空文庫」だし、手を伸ばして簡単に読みたい本を取り出せる本棚は「Gigishelf」とか「Air草子」。
BGMはラジコ、らじる☆らじるで放送を聞くもよし、好みのジャンルのストリーミング番組を聴くことも出来る。
大正昭和の富豪の文化的贅沢を味合わせてくれるPCは、なんと便利なオモチャだろうか。
アリガタヤ、アリガタヤ。