ジジババともめが。。

今日は病院ばかりで一日がすぎそうです。
医大付属病院の方は10時が眼科、11時がリューマチ膠原病科の予約で、近くの病院の外科が夕方。
この医大の眼科は割合に人気があるらしく、滅茶苦茶に外来患者が多い。
眼科で検査の合間に膠原病の診察の順番がきて、予約ではあとだった膠原病の方が先におわった。ここまではすこぶる順調で不機嫌ジジイも機嫌が良かった。
この医大病院では外来患者にPHS端末を渡し、次はどこへ行くか指示してくるまで患者は病院敷地内をウロウロしていても良いようになっている。
病院と陸橋でつながっている市立図書館の分室にいてPHSが知らせてくれるので、時間つぶしの読みものを借りて、PHS端末が「フニャララ科 Xn 第Y診の前でお待ち下さい。」と言ってくるのをエントランスフロアーのドトールでコーヒーを飲みながら待つのが周爺流なのだ。
「眼科14診(予診室)前でお待ち下さい。」の指示で中待合へ入ると座れずに立って待っている人もいて、「二人の予診が済むまで15分ほど立って待つんかいな、今日は調子がエエ方やけどちょっとアブナイなあ。」
近くに二人で三人分のシートを占有して喋っていたババー二人は立っている患者がいても知らぬ顔のハンベーを決め込んでおりました。
無事に予診がすみ眼圧の測定中にPHSが「膠原病 3診の前でお待ち下さい。」と知らせてきた。
こちらは時間がかかりますから先に膠原病へ行ってきてください、とのことで膠原病の方へ。
テレビ番組「きらきら研修医」の織田うさこ先生より美人の前期研修医が診察室に居て周爺と主治医の話を聞いてなにやらメモをとっておりましたなあ。
眼科で眼底を診るとなると瞳散が必要で、この眼科では一回目の点眼のあと15分後に二回目、その10分後に瞳孔のひらき具合みることになっている。
この待ち時間は眼科検査室の前の小ホールのベンチに座る場所を確保。
患者と付き添い二人で四人分のスペースを占めていた60台前半のジジイに、
「ちょっと詰めて頂けませんか?」と頼んだところ、
「なんや?なんて言うたんや?」
「ちょっと詰めていただけませんか、言うたんやけど悪うおますか?」
「厚かましいジジイやなあ。」
こうなるとつい子供の頃過ごした土地の方言が出るものですなあ。
「そこの3人、二人がかりで介助せなアカン患者はどれやねん。さっきから見てたらチャンと一人で歩ける人間ばっかりやないけ。付き添いは二人もイランやろが、余分なのは荷物持って受付のベンチへでも行ったらどないやねん。」
「えらそうにぬかしよってブツクサブツクサ」
「まだ何かいうてはりまんのんかいな、眼科より向い側(精神科)で診てもろうた方がエエど。」
まあこんなことで座れた次第でありますが、このやりとりで周爺は決して大きい声は出しておりませぬ、ただ音程をハ長調からイ短調に転調しただけであります。
眼科の診察室の前で待っているとき、後からやってきた周爺より少し年上の方から
「さっきはオモロおましたなあ、お蔭で私も座れました。オオキニ。」
一族郎党引き連れて病院へ行くのは良いけれど、中待合まで郎等を連れこむなよなあ。